自筆証書遺言は、遺言者本人が自筆で書く必要があります。

 

遺言者が、添え手など他人の補助を受けて書いた遺言書は
自筆証書遺言として有効なのでしょうか。

 

この点について、判例は、遺言書作成時に、
遺言者が文字を知っており、自らの意思に従って筆記する能力があり、
他人の補助が遺言者の手を用紙の正しい位置に導くにとどまるか、遺言者の手の動きが遺言者の望みにまかされていて単に筆記を容易にするための支えを借りたにとどまるなど、添え手をした他人の意思が介入した形跡のないことが筆跡のうえで判定できれば、自筆の要件を充たす、としています(最判昭和62年10月8日民集 第41巻7号1471頁)。

 

民法第968条1項

自筆証書によって遺言をするには、遺言者が、その全文、日付及び氏名を自書し、これに印を押さなければならない。


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カテゴリー:遺言

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