子供の父親に認知して欲しいけど、既に父親が死亡している場合は、

父親の死亡後3年以内なら認知の訴えをすることができます(民法787条)。

死後認知が認められると、子供は父親の相続人となります。

 

しかし、認知請求が認められる前に、父親の他の相続人間で遺産分割協議がなされてしまった場合は、

その遺産分割協議は無効とはならず、認知された子供は、価額による支払い請求しかできません(民法910条)。

父親が死亡して遺産分割協議後に死後認知の訴えによって認知された子供は、

モノは貰えませんが、お金は貰えるということになります。

 

遺産分割協議の後に認知された子がいても、

当該遺産分割協議に基づいて所有権移転登記をすることができます(昭和43年7月11日民事甲2346号)。

(認知された子の同意は不要です)

 

民法第787条
子、その直系卑属又はこれらの者の法定代理人は、認知の訴えを提起することができる。ただし、父又は母の死亡の日から三年を経過したときは、この限りでない。

 

民法第910条
相続の開始後認知によって相続人となった者が遺産の分割を請求しようとする場合において、他の共同相続人が既にその分割その他の処分をしたときは、価額のみによる支払の請求権を有する。

 

 


姫路の司法書士への相談・予約のイメージ図

主な対応エリア

揖保郡太子町たつの市(旧 龍野市・揖保川町・御津町・新宮町)姫路市、相生市、宍粟市、神崎郡福崎町、市川町、神河町、加古川市、高砂市、赤穂市、赤穂郡上郡町、佐用郡佐用町

 当司法書士事務所では上記の地域を中心に業務を行っております。


カテゴリー:相続