夫婦が離婚した場合、共同で築いた財産を分配することになります。
これを財産分与といいます。
分配方法は、夫婦の収入・財産状況・養育費や離婚に至るまでの経緯などを考慮し、原則として夫婦間で話し合って決めることになります。
例えば、「夫の名義となっている住宅と敷地について、離婚に伴い妻に財産分与する」旨の財産分与の合意が調えば、土地・建物の所有権移転登記をすることになります。
財産分与の登記の期限
登記手続きに期限はありません。
しかし、登記手続きをするには基本的には相手方の協力を要しますので出来るだけ速やかに登記手続きすることをお勧めします。
時間経過によって相手方が非協力的になってしまう可能性もあります。
また、名義を相手方のままにしておくと勝手に売却されたり、債務超過の場合は差し押さえられてしまう可能性もあります。
そうならないためにもお早めにご相談ください。
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